◆水辺紀行◆10

おススメ度★★★★

大横川親水公園〜猿江恩賜公園

<コース案内>

業平橋〜大横川親水公園〜錦糸町〜猿江恩賜公園〜住吉駅

総延長約4km

約2時間

出会える生きもの

鮒鯉、

カモ類、サギ類、カワセミ(驚)
ユリカモメ(冬場)

寸評

運河系緑道公園第一弾。橋をくぐる毎に様相一変、バラエティーに富む。ミニ木蔵は冬場に行こう。

晩秋のミニ木蔵。ユリカモメ飛翔

主力のオナガガモ中にカルガモ混じる

 

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 荒川と隅田川に囲まれた墨田、江東区エリアは、縦横に張り巡らされた運河を埋め立てた公園が大小数多く存在します。 今回は、墨田区の大横川親水公園に行ってみましょう。スタートは、東武線業平橋です。いまいち都心から出るには不便な 駅で、バスなら、両国、錦糸町等総武線の駅や上野、日暮里などからも直通バスが通っています。都営地下鉄浅草線の本所 吾妻橋、押上からも歩いていけます。

船、アメリカンな感じ  在原業平ゆかりかどうかはよくわからない、その名も業平橋から大横川に下りてみましょう。業平橋より北側、北十間川 との分流点には、変な船の形をした事務所?らしき建物があり、横に滑り台がついているので、勇気があれば滑ってみまし ょう。業平橋から次の平川橋までは釣堀エリアになっています。この釣堀は当然オープンエアですが、鵜の害があるようで、 ネットで水面を覆う仕組みが取られています。そのおかげか、釣り人達はフナをぱかすか釣っています。釣堀の先の平川橋 は非常に天井が低く、身長160cm以上あると頭を激突する恐れがあるので小心、小心。

竹林の向うに本所七不思議  この次のブロックは、お子様向け児童遊園です。水遊び可能なエリアで夏場は水遊びのお子達でいっぱいになるでしょう。 しばらく先にはローラー式の滑り台があります。子供が滑ってはいますが、すべりがちょっと悪そうです。なにかコツがあ るのかもしれません。横川橋の次は、ちょっとした広場がありますが、右手の竹林が目立ちます。竹の子数をカウントして いるらしい墨田区には頭が下がる思いです。とりあえず橋を渡って右手の竹林の方へ行き、右側の堤防沿いに進みましょう。 堤防の側面にはこの地域の不思議話をモチーフにしたレリーフが彫ってあります。興味のある人は一つ一つ調査しても良い でしょう。

紅葉橋というだけあって、イロハモミジの列  次の紅葉橋の先には、滝が設けてあります。水路の流れがリセットされます。ここから先は清流系の岩場を模した流れに なります。岩をぴょんぴょん跳びながら進みましょう。せせらぎが心地よく感じられます。手前側、紅葉橋と名づけられた だけはあって、河岸にはイロハモミジが植えてあります。晩秋には程よい色模様になることでしょう。さて、この流れはそ のまま報恩寺橋をくぐります。その脇を歩道を通してありますが、地表面が水面下に位置するため、堤防の隙間から水が噴 出しています。大丈夫なのでしょうか。池面では悠然とカルガモが漂っています。

板張りの橋、ノラネコが一匹  報恩寺橋を超える(というかくぐる)と、清流系の流れの脇に沼が出現します。案内板には万華沼と書いてあります。手 間側には八ツ橋状の木橋があって、半湿地帯の水草に囲まれています。木道を進むと、沼本体に出ます。沼の脇にあずまや がありますが、ホームレス風の方が占領している場合が多いようです。注意しましょう。非常に浅そうであるにもかかわら ず、この沼にはやはりお約束の鯉が数匹確認されたとの情報もあります。沼の周りにはアジサイが多く植えられており、梅 雨の頃もまたいい景色でしょう。

噴水の広場、犬の散歩のメッカ  清平橋の向こうは噴水が広がり、大きな広場となります。総武線が走っているのが見えるでしょう。もうすぐ錦糸町です。 犬を散歩させている人、子供とキャッチボールしている人など多く見られます。長崎橋を越えると、もう左手は錦糸町北口 再開発地域アルカタワーズです。あのそごうを中心とするビル群ですがなかなか渋めの色調で落ち着いた感じ。アルカウェ ストの中のマックでなんか買って食べてもよいでしょう。総武線をくぐり、国道14号までくるとなぜか船着場のような施設 がありますが、この先は工事中なため、発着不可能です。意味がありません。

 首都高速を前にして大横川親水公園も終了です。とりあえず左手に進みましょう。この裏手には、都立両国高校が建って います。(すみません、私の母校なもので)このあたりは、錦糸町の裏通りとして、夜ともなると非常に怪しい雰囲気をか もし出しますが、明るいうちは大丈夫、かまわず進みましょう。10分も歩かないうちに四つ目通りにぶち当たります。すぐ に右折して首都高をくぐって南側に出ます。次の交差点を左に入るとしばらくして右側に木立が見えてきます。ここが猿江 恩賜公園です。

 入り口から入ってほぼ正面にアスレチック器具がおいてあります。ちょっと挑戦してみましょう。その先は大きな広場に なっていて、犬を散歩している人がいっぱいいます。広場からは少し左寄りに進んでみましょう。テニスコートとクラブハ ウスがありますが、その右手にちょっと小高い場所があることに気づくと思います。ちょっと昇ってみましょう。池とあず まやがあるでしょう。ここがミニ木蔵というところです。

孤高のユリカモメ すぐ側まで来るオナガガモ、直接エサあげ可能  その昔、ここは貯木場でしたが、木場の新木場移転などにより木場としての役割を終え、埋め立てられて公園となりまし たが、その際、木場だった面影を残すためちょっとした貯木場のような池?を作ったと言われています。もちろん木材が浮 かんでいるわけではありません。ここにくるには、季節は晩秋から早春がいいです。カモにユリカモメが大量に生息してお り、池の周りは鳥のフンだらけになっていますが、鳥と戯れ可能です。夏場の静かな光景と大違いです。パンくずなど餌を 放り投げるとユリカモメが飛び上がって空中キャッチする様は見ていて楽しいものです。

ティアラこうとう  ミニ木蔵の向こうをみてみましょう。ここにもジャブジャブ系のせせらぎがあります。夏季以外はほとんど水が流れてい ないそうですが、夏場はやはり子供連れの家族でにぎわうようです。さらに南に進むと新大橋通りに出ます。この右手に都 営新宿線の住吉駅がありますが、帰投する際に便利なので覚えておきましょう。横断歩道で南側に渡ると、猿江公園の続き が広がっています。右側に野球場、左手に江東公会堂(ティアラこうとう)があります。とくに用事はないと思いますので そのまま歩道を南へ進みましょう。

元来のカルガモがいっぱい  するとちょっとした池が見えます。ただしここの水質はちょっと汚濁気味で、魚は泳いでいるようですが、あまりよく見 えません。橋があって反対側に回れますが、葦の極相林(?)で視界は良くありません。いきなりあずまやがありますが、 どうもここもホームレスの方の拠点になっているようです。(作者註:2001年10月、葦原はき れいに刈り取られているのを確認)橋を渡ってからは右手に進みましょう。その先には、先ほどの池の上流にあたるちょっ 謎の入口 と大きめの池があります。その裏手には築山があり、ちょっとした和風庭園の趣です。池に突き出たステージのようなとこ ろがありますが、なにか意味があるのでしょうか。能舞台ってわけでもないだろうし。築山の裏手には、江戸時代の大木戸 のような門があったり不思議な世界ですが、このあたりもホームレスの方がいらっしゃるので、あまり騒いだりしないよう にしましょう。

 野球場の脇を進むと新大橋通りに戻ってきます。ここから左に100mもしないところに住吉駅の入り口があります。逆 に右手に進むと横十間川の橋に出ます。その脇から、横十間川沿いの遊歩道に出て、そのまま 横十間川親水公園に向かっても良いかもしれません。  

 

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更新日2004年9月11日
公開日2000年12月3日