経費帳の作成方法と記入例

経費帳の作成方法と記入例

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経費帳の作成方法と記入例

経費帳とは、仕入以外の水道光熱費、地代家賃、旅費交通費及び租税公課(税金)などの必要経費が発生した時に記入するための帳簿です。
必要経費の種類ごとに(勘定科目ごとに)作成し、その必要経費を日付順に記載します。その必要経費を年間を通して集計することにより、年間の必要経費の額を把握します。

 

経費帳の作成方法

現金出納帳は資金の変動について帳簿記帳を行いますが、その資金の変動に伴い、必要経費が生じた場合それと同じ内容を経費帳に記載(転記)します。経費帳は、各帳簿に記入した結果生じた必要経費を転記する、必要経費の集計簿です。
経費帳の記載項目としては、次の3項目があります。

  • 日付-転記元の現金出納帳等の取引日
  • 摘要-必要経費の具体的な内容
  • 金額-支出金額を現金とそれ以外(銀行振込、小切手・手形支払等)に区分して記入

経費帳記載のポイントは、下記に記載します。

  • 必要経費の科目ごとに別々のページを設け、記入、集計します。
  • 経費帳は専用帳簿を購入しなくても、EXCELファイル、大学ノート等を使用することもできます。
  • 経費帳への記入は、現金出納帳、預金出納帳等から転記されます。
  • 必要経費の種類は青色申告決算書等の科目を参考にします。ただし、事業内容によって、金額的に大きくなるものはこれ以外の勘定科目を追加で設けることも可能です。

 

>個人事業者の経費帳(水道光熱費)の記入例

水道光熱費                                (単位:円)

年月日 摘要 支出
現金 その他
平成21年
 :
前月繰越
2/15 関西電力 1月分電気代口座振替  5,000
2/20 大阪市水道局 1月分水道使用料支払い 2,000
2/22 大阪ガス 1月分ガス使用料クレジット支払 4,000
 :
2/28 二月合計 2,000 9,000
次月繰越

 

勘定科目の例

所得税の青色申告決算書上で例示列挙されている必要経費の勘定科目は次の通りです。
基本的にはこれに従い、経費帳を作成することになります。
ただし、これらは一例に過ぎないので、事業独特の特殊な経費又は金額の大きな経費は独立科目として処理することも考えられます。

  • 租税公課-収入印紙代、固定資産税
  • 荷造運賃-宅急便代、航空輸送代
  • 水道光熱費-水道代、電気代、ガス使用料
  • 旅費交通費-電車賃、タクシー代
  • 通信費-電話料金、切手代、送料
  • 広告宣伝費-広告掲載料、チラシ作成料
  • 接待交際費-業務に直接関連する得意先等の接待費、贈答品代
  • 会議費-業務に直接関連する人との飲食代(少額なものに限る)、弁当代
  • 損害保険料-火災保険、倒産防止共済掛け金
  • 修繕費-修理代、保守サービス料
  • 消耗品費-事務用消耗品費、10万円未満の固定資産等
  • 減価償却費-有形固定資産、無形固定資産の償却費
  • 福利厚生費-従業員残業食事代、ユニフォーム代
  • 給料賃金-従業員給与、賞与
  • 外注工賃-営業、事務管理の外注先への支払金
  • 利子割引料-借入金利息、保証料
  • 地代家賃-事務所、工場、店舗の賃借料、その他不動産の家賃
  • 貸倒金-売掛金、貸付金の貸倒
  • 専従者給与-事業専従者の給与、賞与
  • 貸倒引当金繰入額-売掛金等の貸倒見積
  • 雑費-上記の勘定科目に該当しない場合の処理勘定

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