掃除ホッケー

 

だいたい総じて言えば、男は掃除が苦手だと言っても良い。

掃除を趣味にしていますなんていう人も中にはいるかも知れ

ないが、はすぴーの周辺には今のところいない。

後述することがあると思うが、はすぴーは掃除が嫌いなくせに

きれい好きという妙な性格になっている。

家事はほとんどしないのだが、庭掃除と風呂掃除ははすぴーの

担当になっており、嫌々ながらやっている。

 

だから小中学校の頃は掃除当番をいかに逃げ切るかということに

知恵をしぼり、授業への知恵はおろそかになってしまっていた。

一応、掃除当番のまねはするのだが、いつのまにか監督になって

しまい、学級会では「いつも、はすぴーが掃除をさぼって困り

まぁーす」なんてチクる女の子も頻繁であった。

 

そんな掃除嫌いなはすぴーであったが、中学2年生の冬頃は

熱心に教室を磨いていた時があった。

まず、教室内の机、椅子、教壇などをすべて廊下に運び、教室を

空っぽの状態にします。(厳密には机2つ残すのですが)

そうすると教室も意外と広く感じます。

そのスペースを使って行う競技・・・ホッケー

(おい、掃除はどうした)

机をゴールにみたて、パットと呼ばれる「玉」をわざわざ工作し

(画鋲の入っていたケースをビニーヌテープでグルグル巻きにし

たもの)、アイスホッケーで使用する杖みたいなものが、ほうきで

あったことは言うまでもない。

人数は1チーム、4〜6名といったところでしょう。

ルールはだいたいホッケーと同じで、チームで協力し合い、

パットを机のゴールに入れたら得点。

この遊びはとにもかくもほうきがガチガチぶつかり合うため、

「素手」でやると血まみれになってしまうという欠点があり、

だいたい皮製の手袋をつけるのが、普通であった。

冬だったので、通学に手袋を着用することは校則上、許可されていた。

 

要するに掃除ではなく、ホッケーをして遊んでいただけなのだが、

床はきれいになっていった。見回りの先コー(先生)が来ると

体制はホッケーモードから掃除モードにクイックエクスチャンジ。

何もしらない先コーは「おお、熱心に掃除しているじゃないか」

と誉めてくれたこともあった。

 

こういった遊びは、いつの時代でもあり、比較的勉強のできなかっ

た生徒は好んでやった遊びだったと思う。

 

・・・・・掃除ホッケーに終止符を打ったのは、Y君パットを強く

叩いてしまい、教室のガラスを割ってしまった上に、ほうきをN君の

顔面をぶつけてしまい、鼻血をだしている現場を風紀係りのM先コー

にみつかり、すべてがアカラサマになってしまったことだ。

 

だいたいにおいて、はすぴーの周辺で流行っていた遊びは誰かに

叱られるか、怪我人が出て、廃れてしまうという方程式があったこと

をこのホームページを通じて、今になって理解している。

 

 

あの頃のセピア色の想い出

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