絶滅寸前こだわり商品No.9

【番外編】コーヒー牛乳

 

「コーヒー牛乳」が絶滅寸前だとぉ??

「けっ、そんなことがあるかい、俺は今朝、コーヒー牛乳をしっかり飲んできてばかりだぜぃ」「おほほ、私なんか5歳の時から毎日、飲んでいるのよ、あんなに美味しいコーヒー牛乳がなくなるわけないでしょ、バーカ」と非難を浴びそうだが、

左の新聞記事をよーーくご覧になって欲しい。

(朝日新聞:2001.6.27朝刊より)

 

”商品名に「牛乳」と表示できるのは、生乳100%の条件を満たす飲用乳に限る

ざます”と公正取引委員会が7月中にも業界の規制改正を認定し、新しい自主規制が

動き出す見通しなのだ。

要するに「コーヒー牛乳」「いちご牛乳」「フルーツ牛乳」といった「牛乳」の文字

を使えなくなるということなのだ。

だから、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳などは突然、絶滅寸前となったしまったわけなのだ。

そこで、今回の絶滅寸前の商品として、急遽「番外編」として取り上げることにした。

 

 

新聞記事をさらに説明すると、生乳100%でなくても乳脂肪など一定の成分を含めば

「ミルク」「乳」と表示できるので「コーヒーミルク」「乳カフェドリンク」など

の商品名なら認められるそうだ。

しかし、駅のミルクスタンドで「乳カフェ、1本くれぃ」と普通に言えるようになる

のに時間がかかりそうだぞ。やっぱり、「コーヒー牛乳、1本!」と言いたい。

ちなみに普通の牛乳のことを「白、1本」と注文する人を見かけるが、はすぴー的には

柔道の審判みたいで、あまり好きな言い方ではない

まっ、「コーヒー牛乳」は日本全国、慣れ親しんだ言葉であり、こういうものには執行

猶予みたいなものがあって、たとえば、はすぴーの母親は今でも、JRのことを「国電」

というし、そういう、オイラだって音楽のCDのことを、つい「レコード」と呼んでし

まうので、仮にコーヒー牛乳が別の呼び方になろうとも、あと10年くらいは「コーヒー

牛乳」と言っても世間的には通用すると思うので、しばらくは安心していいだろう。

 

・・・と、今回のレポートはこれで終わってしまうのだが、ちょっとあっけないので

飲み物に関する想い出話とそれらの調査を行ってみた。

 

【コーヒー牛乳】

コーヒー牛乳は小学校の時に、たまーーに給食に出た。そう、1年間を通して10回も

なかったような気がする。白牛乳を嫌いな生徒はかなりいたが、コーヒー牛乳はクラス

の全員が好きだった。風邪をひいて休んでいる子の分をけんかしてまで取り合いになった

ことさえある。はすぴーの担任の先生は給食でコーヒー牛乳が出るたびに「いいか、コー

ヒー牛乳なんてものは甘いだけで栄養なんて全然ないんだからな」といつも言っていた。

ガキの頃には、泥を使ってコーヒー牛乳、石灰を入れて白牛乳、おしっこを入れて

りんごジュースを作ったのは、私だけでないはず。

(りんごジュースは、ややもするとビールみたいになっちゃうけど)

オイラが高校3年の時に悪友連中と神津島に行き、浴びるように日本酒を呑んで、頭ガン

ガン状態で迎えた朝、冷たいコーヒー牛乳が死ぬほど美味かったなぁ〜。

あんなりおいしいコーヒー牛乳はその後、飲んだことがない。もう一度飲みたいなぁ。

たしか明治や森永というメジャーなメーカーではなく、名糖かグリコだったような気がする。

 

コーヒー牛乳を飲む時のBGM:「ゆけゆけ飛雄馬のテーマ」

 

 

【フルーツ牛乳】

フルーツ牛乳は「やっぱりビンで飲みたいコンクール」があればベスト1だと思う。

フルーツ牛乳のペットボトル1リットルがあるかどうか知らないが、それは勘弁して

欲しい。またなぜあの味が「フルーツ」なのか細かいことはごちゃごちゃ言わんで欲しい。

フルーツ牛乳は飲料界の中では、おしゃれでちょっと上品な飲み物だ。

例えて言えば、コーヒー牛乳は体育会系のクラブ活動が終わった後、学校の帰りに駄菓子屋

で「グイっ」と飲み干すのに対し、フルーツ牛乳は田園調布に住むお嬢様がバイオリンの

お稽古が終わったあと、ストローで上品に飲むといった違いがある。

実際、あいまいな記憶だが、昭和40年代の当時はフルーツ牛乳はコーヒー牛乳よりも10円

高かったような気がするし、そう滅多やたらと飲めるものではなかった。

だから、銭湯で風呂上がりの時に親にせがんで飲んだという人も多いはずだ。

 

フルーツ牛乳を飲む時のBGM:「美しくあおきドナウ(ウィーン少年合唱団)」

 

【森永マミー・パイゲンC】

銭湯の風呂上がりといえば、はすぴーはこの2つだ。

どちらも乳酸系ドリンクで、どちらかと言えばパイゲンCの方が少し酸味が強かったような

気もするが、風呂上がりには絶品だった。

タオルを腰に巻き、左手は腰にあて「グビグビ、、、パァ〜、うめぇ〜」そしてニヒルに

『男は黙ってパイゲンC、若さだよ!やまちゃん』(←わかる人だけ笑ってネ)

 

両者とも最近、見かけないので絶滅してしまったのかと思い、調査してみるとありました、ありました、まだ現役選手ですぅ。

でも、残念ながらビンじゃなくて、紙パックなんだよねぇ〜。

がんばれーー、マミー&パイゲン、絶滅すんなよな〜!!

今やビンのものは製造していないので、当時のふたが貴重である

森永マミーで水中モーター付きのポンポン船が当たるのだった

パイゲンCで、生きたオームが当たるのだった

マミー&パイゲンを飲む時のBGM:「君の瞳に恋してる(ボーイズタウン・ギャング)」

 

 

【パンピー・プラッシー】

明治乳業から発売されていた「パンピー」は乳酸オレンジジュースで、ビンは丸くは

なく、四角、、、えーと、円柱ではなく、四角柱というものだった。ノドの通りがよくて

体にも良さそうな牛乳ビンに入ったジュースだ。

一方、「プラッシー」は、はすぴー世代の人たちなら妙に懐かしい飲み物だろう。

なんたって、スーパーや普通の店では売っていなくて「お米屋さん」でしか買えないのだ。

調査したところ、昭和32年に武田薬品がビタミンを強化したオレンジジュースとして

関西地区で発売し、翌年には関東地区に進出した。プラッシーのネーミングは

「プラス・ビダミンC」を縮めたもので、初年度から売れ行きは好調だったらしい。

はすぴーの記憶では、果実入りのジュースはプラッシーが最初だったと思うし、あの

沈殿物というかシーモンキーみたいなものが気持ち悪いという女の子もいたけど、

粉末ジュースに慣れている時代だったので、プラッシーの本物志向はとにかくおいしいかった。

ちなみにメーカーの武田薬品は当時、「キャプテン・ウルトラ」を放映していたように思う。

 

これらもほとんど見かけないので、絶滅したかと思い調査したところ、プラッシーは

元気に生存していました。(ペットボトルにもなっているぞ)

しかし、パンピーの方は最近まで、紙パックになって、オレンジの他、メロン・マスカット

を発売していたらしいのだ、現在もこれらがあるか今のところ確認できていない。

「うちの方では売っているよ〜」という情報があれば、ぜひとも教えていただきたい。

    

プラッシー:今ではお米屋さんでなくても売っているというかお米さんでは売っていない

    

パンピー:その存在を確認することができなかったので、当時のふたで勘弁しちくり

パンピー&プラッシーを飲む時のBGM:「キャプテン・ウルトラのテーマ」

 

【テトラパック】

三角牛乳パックとも呼ばれているテトラパックは、最近見かけないのだけど、

カミさんが言うには、たまーーにスーパーで売っているらしい。

また、とある情報によれば「新横浜ラーメン博物館」に現在、売られているそうだ。

 

ところで、なぜこの牛乳パックは三角形をしているのだろうか。四角い箱の方が

自然だろうし、持ち運びだってしやすいはずだ。

この疑問に対して、カミさんは「えーとね、本当かどうか知らないけど、三角の

方が牛乳は腐りづらいんだって。ほら、ピラミッドパワーってあったでしょ」と

教えてくれた。まさかピラミッドパワーとテトラパックが関係あるとは思えないが、

他には理由も思い付かないので、とりあえずカミさんの言うことを信じることにすっか。

 

テトラパックといえば、男の子なら誰でも経験があると思うが、飲み終えたパックに

ストローで空気を入れて、それを足で踏み潰すと「パンっ!」と大きな音が出るんだ。

そしてまだ牛乳が少し残っていたりすると、もう片方の足に飛び散って、後悔したり

することも多い。(泣)

 

テトラパックを少し飲んだところで、ストローで空気を入れると中身が「逆流」して

きて「おっとっとっ、、、」とこぼしてしまったアホな経験をしたのは絶対に私だけでないはず。

テトラパックを飲む時のBGM:トライアングル・ラブレター(トライアングル)

テトラパックの謎に関しては、こちらのサイトが目からうろこです。ここも参考になります。

 

お便りコーナー

(原稿:2001.7.2)

 

絶滅寸前のこだわり商品へ戻る

TOPページ

この壁紙はお友達の「知恵蔵さん」から頂戴したものです